日本公認会計士（JCPA）を取得するメリットとは？

日本の会計士とUSCPA（米国公認会計士）どちらを取得した方がいいですか？

今日は、日本公認会計士（JCPA）を取得するメリットについて、キャリア志向別に徹底比較しま
す！

日本公認会計士（JCPA）

日本公認会計士（JCPA）

日本で公認会計士として独立したい、監査法人で上場企業の監査パートナーとして活躍したい方

もし将来的に日本で公認会計士として独立したい、または監査法人で上場企業の監査パートナーとしてサインする立場になりたいと考えている方は、日本公認会計士（JCPA）の取得をおすすめします！
これらの業務は日本公認会計士（JCPA）の独占業務です！

日本企業をクライアントとして仕事をしたい方

また、会計アドバイザリー業務や、コンサルティング業務の場合であっても、主に日本国内でビジネスを行っているクライアント向けの仕事をしたいと考えている場合には、日本公認会計士（JCPA）の方が良いのではないかと思います。財務諸表が日本基準で作られており、日本国内の法規制やビジネス環境を踏まえて仕事をすることになるため、日本公認会計士（JCPA）としてのスキルが活かせると思います。

日系企業の財務・経理部門で活躍したい方

一方、事業会社の財務・経理部門でキャリアアップをお考えの場合には、日本公認会計士（JCPA）の専門知識は幅広く役に立つと思いますが、高度な専門性を十分に発揮し評価される環境なのかは企業によって異なります。
また、必ずしも資格を取得する必要はないという意見や、取得にかかる費用と比較して十分に評価されているかは疑問だという意見も見受けられます。
事業会社におけるキャリアゴールの観点では、日系企業のCFOとして活躍されている日本公認会計士（JCPA）保有者もおりますが、投資銀行などの金融機関で資金調達やM&Aを専門としていた方がCFOになるケースが多いのも事実です。